area : イメージマップのパーツ
例
<img src="shapes.png" usemap="#shapes" alt="">
<map name="shapes">
<area shape=rect coords="50,50,100,100">
<area shape=rect coords="25,25,125,125" href="red.html" alt="">
<area shape=circle coords="200,75,50" href="green.html" alt="">
<area shape=poly coords="325,25,262,125,388,125" href="blue.html" alt="">
<area shape=poly coords="450,25,435,60,400,75,435,90,450,125,465,90,500,75,465,60" href="yellow.html" alt="">
</map>
説明
イメージマップの個々のパーツ。指定した座標がハイパーリンクになる。 href属性で遷移先文書のURLを指定する。他ファイルへリンクする方法参照。 href属性を指定しない場合はリンクしない。属性 属性値の見方
- alt[文字列]
- リンクの代替テキスト。href属性を指定してる場合は必須。
- coords[正の整数](,[正の整数])*
- 座標。shape属性の項を参照。
- download
new(真偽値)|[文字列]
△
✗
✗
-
リンク先に遷移するのではなくダウンロードする。ただし同一オリジンまたはdataスキームの場合に限る。
文字列を指定すると、そのファイル名でダウンロードされる。ただし同一オリジンまたはdataスキームでContent-Disposition HTTPヘッダーでファイル名の指定が無い場合に限る。 - href[URL]
- リンク先のURL
- hreflang new[言語コード]
- リンク先リソースの言語コード。jaとかenとかfrとか。Living Standardでは、areaでは消えているが、aのほうには残っている。
- ping
未来[URL]( [URL])*
△
△
✗
△
✗
△
△
△
-
リンクをクリックした時に、列挙されたURLにそれぞれバックグラウンドでmethod=postでリクエスト本体が
PING
になっているリクエストを送る。リファラーは無しだが、ping-from HTTPヘッダーにリンク先URLを、ping-to HTTPヘッダーに送信先ping属性のURLを入れる。ping-fromはping先ドメインが違う時には入らない。Cookieとかの認証情報は入れる。広告の効果測定とかに使う。そういう目的なので、ブラウザはping先ドメインをツールチップで表示するとか何らか分かるようにする必要がある。
- referrerpolicy
new[列挙型]
✗
✗
✗
✗
- リファラー(REFERER)をリクエスト時に送信するかどうかを指定する。Referrer Policyに則ったキーワードを指定する。
- rel
new[列挙型]( [列挙型])*
△
△
-
リンク先のリソースとの関係。仕様書に記載がある値は以下の通り(これらに限定されない)。
- alternate: その文書の代替(hreflang属性と併用して別言語版など)。type属性がapplication/rss+xmlかapplication/atom+xmlの場合はいわゆるRSSリーダーでの購読用のURLを示す。ブラウザによってはこれに反応する。
- author new: 著者
- bookmark: 最も近い親セクション
- external new: 外部サイト
- help: ヘルプ
- license new: ライセンス情報
- next: 次の文書
- nofollow new: 検索エンジン向けの対応。リンク先リソースを承認していない事を示す。SEO的にはリンク先の重要性に影響しないようにする
- noopener new:
window.opener
が無い状態でリンク先を開く。ウィンドウ名を指定しても、常にtarget=_blank
のようにリンク先を新規ウィンドウ/タブで表示する - noreferrer new: HTTP Refererを送信しない
- prev: 前の文書
- search new: サイト内検索。OpenSearchを指定できる。現在少なくともFirefox/IE/Chromeが対応している。
- tag new: そのタグに関連付けられたページの一覧へのリンク。
- start
- contents
- index
- glossery
- copyright
- chapter
- section
- subsection
- appendix
- prefetch
- shape
変更circle|default|poly|rect
△
△
-
イメージマップの基本形。これに応じてcoords属性で指定する値の数が変化する。デフォルトはrect。
- circle: 円。coordsは
[左辺からの距離],[上辺からの距離],[半径]
。HTML4では半径にパーセンテージが指定できたが、HTML5では廃止された。 - default: 画像全体。coordsは無し。
- poly: 多角形。coordsは
[左辺からの距離],[上辺からの距離]
で頂点を繰り返して指定する。 - rect: 四角形。coordsは
[左辺から四角形左辺の距離],[上辺から四角形上辺の距離],[左辺から四角形右辺の距離],[上辺から四角形下辺の距離]
。
- circle: 円。coordsは
- target[ウィンドウ名]
- 開くウィンドウを指定。
- type new[MIMEタイプ]
- Living Standardでは消えている
nohref- href属性を省略するだけで良い